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佐々木洋品店のブログ

古い布で作る日々


by 佐々木洋品店

佐々木家の裏

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10月頃の稲刈り時期の写真。


そして今、


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綺麗に刈り取られ、何もない田んぼが見渡す限りです。



何もないところにあると異様に見えるワラのかたまり。



私が小さい頃は筒状の塊ではなく、棒を田んぼに突き刺し、それにワラをかけていた。



小さい頃、田んぼを歩くことはほとんど無かった。



中学高校の頃、田んぼは私にとってコンプレックスだった。



田舎が嫌で、都会に出たかった。





先日、田んぼをジョギングしているときに、同級生と出会った。


この辺では地主で田んぼをたくさん持っている家の長男。


彼は、高校の頃、チャラチャラしたマイルドヤンキーのような人だった。笑


そんな彼は、16年経って、専業農家を継いでいる。


彼は、高校卒業し、アメリカに留学し、アメリカの農業を学んでいた。


今となっては、この辺の農家では顔のきく青年となっていた。


そして、とても笑顔だった。


私はとても素晴らしいことだと思った。


日本の農業は下火になっていることをよく聞くが、


上向きにするには、お年寄りの権力を彼のような若い力に渡して自由にさせてあげれば


きっと盛り上がるんだろうなーと思う。


国内でお米の需要を取り合うよりも、発展している国にどんどん輸出し、


この美味しいお米で育った子供たちが、大人になって、


さらに日本のお米を買ってもらえるようにすれば良いんじゃないかと、素人ながら思う。





私たちも洋服を海外に売っている。


古着屋の頃は、下北沢にくるお客さんの取り合い。


佐々木洋品店になった時、少数派の洋服をどう売るか考えた。


特徴ある洋服が多いので、これは好きな人を全国から探さなきゃいけなかった。


全国1億2千万人、これではまだ足らないと思い、私たちは海外にも目を向け売り始めた。


見る人が増えれば、好きな人も増えると単純に思ったからだ。


アメリカで3億人、世界には70億人もいる事に驚いた。笑


SNSでたくさんの海外の人と繋がり合える時代、海外販売は私たちにとって、


通らなきゃいけない道と思った。


現在、売上比率で言うと、海外は3割から4割程度。


去年一昨年は月によっては5割以上海外に売っていた。


日本は個性を出しすぎると、冷たい目で見られる時代があった。


(今はもう違うと信じたい)







話がそれてしまいました。


私が言いたいことは、立派な学歴も経歴もない夫婦が


海外の人たちとやり取りして売っているのだから、


農家の人たちもできると信じている。(JAも頑張って!)




佐々木洋品店
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ホームページ: http://www.sasakiyohinten.com/
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by sasakiyouhinten | 2017-11-18 15:34 | 出店とおでかけ。たまにつぶやき