アンティークリネンのテーパードパンツ
2017年 11月 05日
今日は妻の誕生日です。
と言っても、休みにしてどこか出かけるわけでもなく、仕事をしています。
前にブログで書いたと思いましたが、私たちにとって「仕事」は
遊びであり、趣味であり、好きなことであり、コミュニケーションツールであり、
ネガティブな気持ちがない「仕事」です。
ただ、今日は残業せずに早めに終え、夜はケーキを食べて、たくさんお酒を飲むでしょう。笑
(プレゼントは3週間も前に催促されて買って渡しています。早すぎると思いませんか!笑)
子供も早くお酒が飲める歳まで一段二段三段飛ばしで成長すれば良いのに。笑
ということで、本日は妻が作る佐々木印のメインカテゴリーの一つでもある
アンティークリネンシリーズについて書こうと思います。
アンティークリネンシリーズは比較的シンプルです。
シンプルな洋服は、かなりの数が出回っています。
それらと佐々木印の違いはなかなか画像では伝えられません。
じゃあ、実物見れば分かるかと言っても、そうとも限りません。
お店をやっている時、イベント出店している時も、お客さんからは
「これは新品ですか?既製品ですか?」という質問がたくさんありました。
質問って意外としづらいと思いますので、相当数のお客さんは「新品なんだ」と
自分の中で解決していたと思います。
アンティークリネンは、触ってみて、何度か着てみて、初めて魅力が分かるものです。
織り方が良いのか、リネンの素材が上質なのか、100年前のフランスやドイツの技術が
現代より優れていたのか、私には分かりません。
ただ、現代の工業製品では出せない着心地と肌触りがあります。
今回ご紹介する商品は「テーパードパンツ」です。
本日オンラインショップに更新する予定です。
製作者の妻に聞いてみました。
私:なんでこのデザインを作ろうと思ったの?
妻:元々はサルエルパンツをメインで作っていたアンティークリネンシリーズだけど、
子供が産まれてから、家の家事や、立ったりしゃがんだりする機会が増えて、
その度に、股下とかが引っかかるように感じて、そこからもっと動きやすいものを作りたいと思った。
私:どの辺に気をつけてデザインしたの?
妻:サルエルパンツから派生したものだから、お尻は少し下がっているんだけど、
ひざ下を細くした。ひざ上からは太めのパンツ、ひざ下は細めのパンツっていうイメージ。
脱ぎ穿きがとても楽チンになっし、実際愛用してみて、もちろん引っかからなくなったし、
ひざ下が細めだからワンピの下にも穿けるし、家の普段着にはとても適していると感じた。
私:生地選びに気をつけたりはするの?
妻:アンティークリネンは同じように見えて全部違うからねー。凄い厚いものもあれば
透けちゃうほど薄いものもあるし、デッドストックだとノリがついているし、
同じ厚みでも、目の細かさ、ドレープとかが全部違う。
製作者泣かせな素材、まーそこが面白いんだけど。
このテーパードパンツに関しては、比較的厚みのあるリネンを使っている。
普段着のように着ると、登場回数の頻度が結構高いから、破れやすくなったりするし
薄くなってきたりもする。だから、少しでも厚みのあるリネンを選んで、製作してます。
との事です。
伝わったかどうか分かりませんが、気になった方はぜひ一度失敗覚悟で買ってみてください。
きっとアンティークリネンのとりこになると思いますよ!
明日は、母と祖母が家にいない日なので、息子とお出かけのため
お休みします。ネットショップの更新・発送、ブログの更新できませんので、
ご了承くださいませ。
佐々木洋品店
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by sasakiyouhinten
| 2017-11-05 12:19
| 佐々木印(ササキじるし)の服