ワークウェアの面白さ

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今年に入り、「佐々木印」の製作を頑張り、


ヨーロッパの古い服の入荷、


日本の古布の仕入れ、


などなど、忙しくしておりました。



今回はヨーロッパのワークウェアの入荷があり、


その中でも面白いデザインのものがありましたのでご紹介します。


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20世紀中期ころ、フランス北部でベルギーとの国境にあるアルマンティールで作られたワークウェアです。


とてもいい雰囲気なブランドタグが付いていて、そこからどこから来た洋服なのか探りました。


とても硬いコットン素材で、プルオーバータイプのデザインのこのシャツ、


いったいどういう人たちが、どういう仕事着なのか・・・。


古ーい写真をたくさん見て、見つかったのがこちら。


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この写真は戦前のものらしいのですが、この子供たちが着ているシャツがまさに同じデザイン。


この子供たちが持ってるものは魚。


このシャツは港で働く子供たちのために作られたプルオーバーシャツでした。


昔は小さい子供も労働力として働いていたことが多いので、


ほかの古いワークウェアでも小さめサイズのものが存在します。




ここからは想像・推測ですが、子供たちが労働力となっているということは


おそらく貧しい家庭。


そのため、作業着はたくさん買うことが出来ないので、その一枚を大事に大事に着続ける、


だからこそ、ヨーロッパにはつぎはぎされたワークウェアがあるんだなーと思います。


プロが直したものではない、きっと妻・母がその洋服たちを直していたのでしょう。


決して上手とは言えない、温かみを感じる、機械的ではないそれらのリペア、


「佐々木印」にどんどん活かしていきたいと思います。



と、このブランドタグに記載している「LE BUCHEUR dArmentieres 」から


ここまで知ることが出来ました。


古い洋服にはまだまだ謎が多く、それがまた面白い。







佐々木洋品店
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by sasakiyouhinten | 2016-02-07 15:38 | お店のこと | Comments(0)